顧客要件
全自動ダイシング装置では、切断パス、処理パラメーター、装置ステータスなどの重要データをリアルタイムで処理しながら、ブレード破損の検知、非接触による高さ測定、精密なスロット検出を実行するため、高速演算を同時に行う必要があります。これらの負荷の高いタスクが求められることから、ストレージシステムには非常に厳格な要件が課されており、性能面に不足があると切断精度や装置の信頼性に直接的な影響を及ぼします。主な課題は次のとおりです。
• 低遅延性と高スループット:ミクロンレベルの加工には、軌道逸脱を防ぐためにリアルタイムな読み書き応答が不可欠です。
• 高信頼性:年中無休で24時間稼働し続けるためには、温度・湿度変動への耐性、長寿命設計、そして強固な耐干渉性が求められます。
• 柔軟性のある互換性:組込みシステムやLinuxなどのOSとシームレスに統合でき、スマート製造分析をサポートできるように、連続運転中でもデータ損失や破損を起こさないようにする必要があります。
ADATAのソリューション
ADATA IndustrialのSATA ISSS31CPシリーズSSDは、ウェハーダイシング装置に最適なソリューションです。本製品の主な特徴は次のとおりです。
• DRAMバッファがリアルタイムデータ処理を加速
内蔵DRAMキャッシュが4Kランダム読み書き性能を大幅に向上させ、大量のリアルタイムデータを処理する際の要件に応える低遅延のデータ転送を実現します。
• データを保護する電断保護(PLP)
電源保護機構と電断対策ファームウェアが組み込まれており、突発的な電圧変動や停電が発生した場合に効果的に対応し、書き込み中のデータを安全に保存して、電源異常による記録の中断やデータ破損を防ぎます。
• 産業グレードの耐久性と安定した記録性能
ADATA Industrial SSDは、優れた連続書き込み性能と強固なデータ保持機能を備えており、年中無休で24時間稼働し続ける過酷な環境に確実に対応します。高頻度のデータ書き込みに伴う摩耗に対する耐性が強く、連続的かつ安定した無損失のデータ記録を実現します。
ADATA Industrial SSDにより、顧客の装置の性能が引き上げられ、精度と効率の両面で大きな向上を達成しました。高精度製造で課題となるリアルタイムデータ保存の問題を解決しただけでなく、安定したストレージ性能を通じて、半導体スマート製造分野における顧客のデジタル変革を享禄に後押ししています。