月刊 メモリ&フラッシュ マーケットウォッチ

月刊 メモリ&フラッシュ マーケットウォッチ

2026年2月号

月刊 メモリ&フラッシュ マーケットウォッチ

Samsung & Intel、OLED(有機EL)ノートPC向け「SmartPower HDR」を開発

• この技術革新により、動的な電圧制御で最大22%の消費電力削減を実現します。全画面輝度を維持しながら、次世代OLEDデバイスのバッテリー寿命延長と効率向上に貢献します。

Kioxia、AI・モバイル・車載・データセンター向けの多様なメモリ/SSDソリューションを紹介

• CES 2026では、Kioxiaがデータセンター向けに高速・大規模なデータ処理に対応するソリューションを披露したほか、自動運転やコネクテッドカー向けに高信頼かつ拡張性の高いストレージを紹介しました。モバイル分野では、スマートフォンや携帯機器向けのコンパクトで省電力なメモリソリューションを強調し、イノベーションを通じて次世代のデジタル体験を実現するというビジョンをより強く示しました。

SanDisk、AI需要が追い風:株価が約1年で+1,500%

• AIデータセンター、ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)、および企業顧客が主要な成長要因となっており、AI関連およびセミカスタム(準カスタム)案件の売上は前年同期比で76%増加しています。さらに、産業用および車載ストレージの売上も63%増となっており、AI インフラにとどまらず幅広い需要があることを示しています。

SK Hynix、CES 2026 で次世代 AI メモリ技術を披露

• SK Hynixの次世代製品は、データセンター、AIサーバー、および端末内AI向けに設計されており、ラインアップには初の 16段積層 48GB HBM4や、2026年にHBM出荷の主力になると予想される12段積層36GB HBM3Eが含まれます。NANDフラッシュ分野では、超大容量エンタープライズSSD 向けに321層2Tb QLC NANDを発表し、性能と省電力性の両立を強調しました。

Micron、ニューヨークに 1,000 億ドル規模でDRAM向け大規模先端工場を建設

• 同施設は2040年代までには米国全体のDRAM生産量の最大40%を担う見込みであり、米国内の半導体製造基盤を強化するとともに、Micronの長期的なDRAM生産能力拡張戦略を裏付けています。

SUPPLY TREND

2025 – 2026年 NANDフラッシュ全世界生産動向


AIおよびデータセンターの成長により、NANDフラッシュ需要は大容量エンタープライズ SSDへ急速に移行しています。3D NANDの生産が着実に増加する一方で、従来のプレーナNAND(2D NAND)は減少を続けており、変化する市場ニーズに対応するための供給構造の転換を示しています。

2025-2026 世界DRAM生産量と用途別配分


DRAMの生産能力は、サーバー向け DIMMおよびモバイル用途にますます重点配分されています。業界アナリストは、先端プロセスのDRAMに対する総需要が2026年まで増加し続けると予測しています。

2025~2026年 NAND価格動向および供給十分性(%)


供給状況: CSP(クラウドサービスプロバイダー)主導の AI拡大により、2025年第3四半期以降、NANDフラッシュの供給不足が発生し、2026年上半期まで続く可能性があります。

価格動向: エンタープライズおよびCSP需要の急増により、2025年第4 四半期にNAND フラッシュ価格が急騰しました。この市場環境は2026 年も継続し、価格は高水準で推移すると予想されます。

2025-2026年DDR4価格動向および供給十分性(%)

需給状況: メーカーがDDR4生産を段階的に縮小し、高需要用途へ生産能力を再配分しているため、DRAM全体の供給は大幅にひっ迫しています。

価格動向: 2025年後半からスポット価格(短期の市場価格)が契約価格(長期の事前契約価格)と乖離し始め、スポット取引市場や流通(卸・代理店)ルートでの継続的不足が価格上昇を押し上げています。.

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