産業用IoTが絶え間なく発展する中で、知的処理化されたエッジデバイスの数も急速に増え続けています。エッジからクラウドにいたるまで、産業用アプリケーションのニーズに応えるため、組み込みコンピュータや産業用ストレージハードウェアに求められる性能とデータセキュリティの要件が高くなっています。
A⁺ Optimal proprietary firmware technology - Flexible customization with in-depth integration
A⁺ Optimal は、NANDフラッシュメモリとコントローラ、そしてSSDコンポーネントの徹底的な統合を実現するために、ADATAの専門的かつ独立したファームウェア研究開発部門が作りあげた独自の技術です。高い柔軟性を備えたカスタムファームウェアは、最新の自社開発アーキテクチャとファームウェアアルゴリズムを通して産業界の顧客へと提供されます。ウェアレベリング、RAID技術、SLCモード、ガベージコレクション アルゴリズム、TCG OPALデータ暗号化などの技術を自動的に実行することで、産業用アプリケーションに必要な安定性と信頼性を満たし、SSDの寿命を効果的に延長できます。
現在、112レイヤーを積み重ねた(BiCS5)3D NAND PCIeソリッドステートドライブ用に開発したファームウェアは、第三者機関であるUNH-IOLの認証とNVMe 1.4互換性テストに合格しています。独自のA⁺ Optimal技術により、フラッシュメモリとコントローラの完全な互換性を実現しており、当社の強力な研究開発能力は専門家らの支持を獲得しています。
ファームウェアを絶え間なくアップグレードさせることで、SSDの可能性をさらに拡大
ファームウェアは、SSDの性能を確保するにあたり最も重要な要素となります。顧客には、自社開発のカスタマイズされたファームウェアを提供するだけでなく、ユーザー向けに複数のファームウェアアップデートオプションも用意しています。ユーザーは、工場で生産端末を稼働させたり、顧客のアップデートをサポートしたり、Windows/Linuxシステムを通してリモートからモニタリングしてサポートすることができます。
ADATAは、今後も3D NANDソリッドステートドライブに安全で高性能なアルゴリズムアーキテクチャを導入し続け、産業オートメーション、IoT、およびスマートアプリケーション関連産業向けに、信頼性が高く、完全なアプリケーションストレージソリューションを提供していきます。